バカデかい餃子を作ってみよう!!!!!
それは電車内で前のおっさんが寝落ちして、落としたスマホが奇跡的に革靴に入った時。
ふと思った。
「餃子食いたいなぁ・・・。」と。。。
『じゃあ食ってシコって寝ろや!!!』とお怒りになられた方もいられるでしょう。
しかし、今食べたいのは、『王将』でも『満州』でも『ヤオコーで売られている9個102円のお野菜餃子』ではないのです。
じゃあ何なのかっていうことで我が脳内サーキュレーターが導き出した答えが
これなんですよ。
レオパレスの記事でも紹介した通り、僕は大のギョーザ好き。好きが過ぎるあまり、口臭は強度のあるギョーザ臭がし、口内宇都宮という誉れ高い異名をつけられたこともあります。
そんな好きが溢れ出し、バカでけぇ餃子が食いたいという思考に陥った訳です。
自分の欲に逆らわない従順な性格なので、早速材料を買ってきました!!
♡材料♡
☆豚ひき肉約1.7kg!!!
☆キャベツ1玉
☆ニラ1束
☆薄力粉1kg
☆強力粉1kg
☆にんにくチューブ1本
ひき肉を約1.7kgも買っているので、店員から『ひき肉狂いか!??』と思われても致し方がないことです。
バカデカ餃子作りは、言わば修羅の道。周りの目など臆さず、恥を捨てなければ真のバカ餃子は作れない。
もう後戻りは出来ない。闘いは始まったばかりだ。
覚悟を決め、手始めにキャベツをみじん切りに切っていきます。
1玉分の3分の1ほどの大きさでもうまな板が埋め尽くされました。いざみじん切りを始めれば、キャベツがまな板から溢れ、それを戻すために一旦作業を止めて戻し、また再開という効率的ではないサイクル・・・
そこで、編み出したのが
こちらである。
キャベツこそ散らばるものの、スピードにパラメーターを全振りしてる為、みじん切りの行程をすぐ終わらせられます。
中華の巨匠、陳建一もびっくりの斬新かつ革新的なアイデアを発案してしまったことに、自分の多岐にわたるマルチな才能を感じずにはいられないです。
キャベツの作業を終え、ニラも一通り切り終わったところでそこが深めの鍋がいっぱいになりました。
ゾクゾクした。これが、これから作られる未知の餃子の材料になるんだ、と分かると興奮が収まらなかった。
そこに約1.7kgのひき肉をぶち込んだら……
おバカちゃん。もうこれはおバカちゃんだ。
まぜれねーだろ。まぜれねーだろって。
いけないことをしてるという背徳感からニヤニヤが止まりません。うつわを移し替えて味付けをし混ぜ合わせてギョーザのタネ作りは完成しました。
●生地作り
次は餃子の皮となる生地作りをします。
ここが一番の難所だろうなと予想していましたが、思いのほか上手くいきました。
材料は薄力粉と強力粉をそれぞれ1kgずつ使います。
(計2kg)
まずは強力粉を全部入れます。これでフライパンが満杯になりました。
もしかしたらこれ、薄力粉の出番ないか!??の矢先に薄力粉もドン!!
計2kgの粉をフライパンの中で固め合わせて生地を作っていきます!
んで、これです。
(地元で名を馳せたガキ大将の頭くらいの大きさあります。)
さらにこれを薄く伸ばして皮にしていきます。
今回生地を伸ばす専用の棒が無かったため、
コンタクトの洗浄液で代用したいと思います。
若干漏れ出すというデメリットはありますが、菌を殺すメリットも兼ね備えているのでほぼプラマイゼロですね。
こんな感じで
伸ばしていきます。
本来ならガスコンロを設置する場を大きく占領しています。
そこにノータイムで具を乗っけて、
こちらの一円玉と比較してみると……?
これなのよ。わかるかな〜〜?この大きさが。
大きさの比較って難しいですよね。実際マジバカでけぇです。
んでもって包んでヒダを作っちゃえば……
感動……!!!
夢の巨大ギョーザ、ここに誕生しました!!
持ってみました。
顔がちょっと引きつってるのは、デカ過ぎるギョーザにドン引きしてるからです。
怪物を生んでしまい戦慄しております。
●焼く…!!!
いよいよ仕上げの作業です。この中華モンスターを焼き上げます。
ただ新居に引っ越したばかりなのでガスコンロがないことに気づきました。
このまま不法投棄するか、実家に送りつけてやろうか迷いましたが、今回は…
こちらの河原でバーベキュー感満載で焼こうと思います。楽しみですね!
こちらの鉄板を借りないと、バーベキューしちゃ駄目だぞ!!♡と82くらいの爺さんに言われたので、1500円でレンタルしました。いい商売してるぜ。
それでは火をつけて…
主役のギョーザをドン!!!
??????????????
何このいびつな形???おかしくね???と思われた方もいるでしょう。
というのも河原に持ってくる時、フライパンに無理矢理押し込んだ結果、このような半ケツみたいな形になってしまいました。
これを餃子と呼んで良いものか。。。
明らかにテンションが下がりました。ケツから肉もはみ出てるし。
ひっくり返そうとしても重すぎて返せず、ぐじゃってなりました。
それに一人で何してんだろうなとふと我に帰り虚しくなりました。
でも味は美味しかったです。
【終わってる世界での笑っていいとも】
タモリ『僕の梅毒に感染してくれるかな〜〜!??』
客 『いいとも〜〜〜!!!』
今回はこれをオチにして記事を終わらせたいと思います。
終