3Qカットで髪を切る。

9月某日。僕の髪はモサり始めていた。

 

この髪のキューティクルは爆散し、今までの人生で最高峰のうねりを見せています。

そんな僕を見ていた2枚目の写真に写っていたこちらの外国大女は

 

 

「髪切れ！クソjapanease！！」 と言い放つと、壁をよじ登って2階に上がり4メートル程の巨体が僕の目の前に‥‥‥

「ヤバい殺される」死を覚悟した瞬間、外国大女はくしゃくしゃの1000円札を僕の手に渡してくれました。

 くしゃくしゃの1000円

これで髪を切ってきなと言うことでしょうか？何も言わぬままその場を去って行きました。

しかし、お金の無い僕はこのお金で髪を切ることができます。

ありがとう。外国大女！ 忘れないよ！外国大女！

その後感傷に浸っていると、2階から飛び降りた際に着地に失敗した外国大女が唸りながら横たわっていました。

ありがとう。外国大女！ 無理するな！外国大女！

 嘘の話を長々としつつ、1000円を握りしめ向かった先は‥‥

1000円でカットできる場所を探しやってきたのが

ドーン！！！

ここの3Qカットです！いいでしょーー！

店の内装と前に居た全く知らない人。

ヘアーカット券。

ヘアーカット券の裏側の薄れた文字。

謎の白い軽自動車により駐車スペースは全て埋め尽くされており、何の意味も成していない駐車場。

「俺は駐車場を埋め尽くさないと興奮できねぇーんだ！」と自慢げに豪語する異常な性癖の持ち主である店長のエゴにより、満車になっている駐車場。（後日談）

そのエゴのせいで、車の管理費と土地のローンにより、家計が火の車になってる原因の駐車場。

そんな悲惨的状況を女忍者くノ一の様に電柱の上で見る外国大女。

しかし、案の定落ちてしまいコンクリの地面に顔が埋まってしまった外国大女。

 床に落ちた衝撃により肉片が分裂するも、その驚異的な再生能力により一つ一つの細胞から無限と生まれていく様子の外国大女。

 その後、地球を覆いつくした外国大女は一つの小惑星になったのだった‥‥‥‥‥‥

いかがだったでしょうか？？

小惑星になってしまった彼女の今後の動向に注目ですね！！

ちなみに現在では小惑星を辞め、工場の派遣社員として週6でフォークリフトを乗り回す仕事をしているらしいです。

夢に向かってガンバガンバ！♡！♡！

終わりだけど。